モリブデン部品

モリブデンディスク

モリブデンはSiと近い熱膨張係数を有し放熱性に優れるため、IGBT（絶縁ゲートバイポーラトランジスタ）の部材として使用されています。

モリブデンコリメーター

X線を遮蔽する特性を有し、各種遮蔽材として使用されています。東芝マテリアルでは医療用X線装置のコリメータを製造しています。

ガラス溶融電極

高融点（2600℃以上）、きわめて大きな電気伝導度および熱伝導度、小さな熱膨張係数、ガラスに溶け込んでも着色しないといった性質が、ガラス溶融電極材に適しています。東芝マテリアルでは大型電極の製造が可能です。

高温炉用部品

高融点（2600℃以上）、低い蒸気圧、粉末成形 / 焼結によってさまざまな大きさ、形状の部品を作ることができるため、ヒーター、ボート、加熱チャンバー、リフレクタ、保護管、ノズル等の高温炉用部品に適しています。

モリブデンメッシュ

人工衛星搭載用のアンテナは、メッシュ状のアンテナを小さくたたんだ状態から宇宙空間で大きく広げて使用されます。このような使われ方から、素材には高い高温強度、低熱膨張性、高い電気伝導性、非磁性、強度が求められます。モリブデンはこれらの特性を兼ね備え、人工衛星用メッシュアンテナ素材に適しています。

＊ニュース>“小型SAR衛星「イザナギ」のアンテナにモリブデンメッシュが採用” へリンク

＊ニュース>1号機「イザナギ」に引き続き、小型SAR衛星「イザナミ」のアンテナにモリブデンメッシュが採用”へリンク

モリブデンカップ

通常、モリブデンではカップ直径よりも深い絞り加工は困難であり、シワが発生するとされていますが、東芝マテリアルではシワの発生が少なく、精度のよい絞り加工が可能です。

製品仕様

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用途例

• IGBT（絶縁ゲートバイポーラトランジスタ）用モリブデンディスク
• X線装置用遮蔽部材
• ガラス溶融炉電極
• 高温炉部材
• 人工衛星搭載メッシュアンテナ

カタログ

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