極低温磁性蓄冷材
極低温磁性蓄冷材
磁性蓄冷材は、極低温(4K近傍)で磁気相転移に伴う大きな比熱ピークを示します。GM(Gifford-McMahon)冷凍機に、この磁性蓄冷材を適用することにより、液体ヘリウム温度(4.2K)においての高い冷凍能力を発生させることが可能となりました。 超電導MRI(Magnetic Resonance Imaging)などに4KGM冷凍機を使用すれば、液体ヘリウムの蒸発をゼロにする「ゼロボイルオフ」が実現できる可能性があります。
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HoCu2 | GOS(Gd2O2S) |

特長
- 蓄冷材として鉛に代替する環境調和型製品
- 15K以下での磁気相転移に伴う比熱変化が大きい材料
- 球状粉(平均粒径100~300μm)によるガス圧力ロスを低減
- 長期間動作による変形、微粉化のない球状粉
製品仕様
- HoCu2、HoCu、Er3Ni、GOS
- 平均粒径: 100~300μm その他の粒子径はご相談ください。
用途例

- MRI診断装置
- 磁気浮遊システム
- クライオポンプ
- 通信用超電導フィルタ
- 超電導電力貯蔵装置
- その他極低温利用機器(超電導応用機器)
- GM(ギフォード・マクマホン)冷凍機
- パルス管冷凍機
*サンプル等の販売につきましては、以下の「お問い合わせ」よりお願いします。最小ご発注数量1kgより受け賜ります。
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