大きな“便利”を支える小さな部品
豊かな未来について
東芝マテリアルは、電子機器用の部品の製造・開発や、日々様々な素材の研究開発を行っています。
まだ世の中に存在しない最先端技術を追求し、豊かな未来を支えています。
LFアンテナ用磁心
例えば電波時計や、自動車のキーレスエントリーの中には、数十ミリ程度の小さなアンテナが入っており、この非常に小さな部品は正確な時刻情報の受信や、車体と持ち主の間の正確なリンク付けを行っています。
このような機器は正常な動作はもちろん、生活の中においての落下等の衝撃にも耐えられる強度が求められますが、従来アンテナに使用する素材は衝撃に弱いため、ある程度の厚みが必要でした。
東芝マテリアルは、部品の機能性に加え小型化、かつ機能的信頼性・機械的信頼性は非常に重要な要素と考えており、東芝マテリアルのLFアンテナは高感度で非常に薄く、かつ衝撃や変形に強い部品となっています。
確かな技術力とその先を見据えた開発力で、豊かな未来を支えています。
関連製品
研究開発
東芝マテリアルは材料・部品メーカーとして、日々様々な素材の研究開発を行っています。例えば、二次電池用の酸化タングステン電極材料が挙げられます。
電気自動車等の動力は、主に二次電池に蓄えた電力を使用していますが、電池の電極材はリチウムイオンが一般的です。
東芝マテリアルは、負極電極部分にリチウムイオンではなく酸化タングステンを使用することで高いパワー密度を有する蓄電デバイスを実現でき、二次電池の超高速充放電が可能となることを発見しました。二次電池に東芝マテリアルが開発した酸化タングステン電極材料を使用することにより、自動車やエレベーター、電鉄などの回生エネルギーが重視されるアプリケーションや、大電流を使用する電源(非常用電源(UPS)、大電流電源、系統安定化電源)等の高効率化、小型化が可能となります。
東芝マテリアルは長年の歴史の中で培ったノウハウと、優れた開発力で常に最先端技術を追求し、豊かな未来を支えています。
